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妊娠初期の肌荒れの症状や原因について。どんな対策が効果的?

妊娠前まで誰もがうらやむ美肌の持ち主であっても、妊娠が判明したころから急に肌あれを始めとする肌悩みが発生してしまう方も少なくありません。

妊娠初期に起こる肌荒れの原因をしっかり理解して、美肌を保つために効果的な対策をご紹介します。

妊娠初期に肌荒れが起きる6つの原因

妊娠初期に肌荒れが起こりやすい場所は、頬やおでこ・あごや口周りなど顔周辺だけでなく、首や背中・デコルテ、手足など人それぞれです。

妊娠初期に肌荒れが起こる原因はおもに6つあります。

原因1:ホルモンバランスの変化
原因2:栄養や水分不足
原因3:つわりの影響
原因4:便秘
原因5:ストレス
原因6:睡眠不足
原因1:ホルモンバランスの変化
妊娠すると妊娠を継続するために黄体ホルモン「プロゲステロン」の分泌量が増加します。このホルモンは肌の皮脂分泌を促す作用があり妊娠前よりも皮脂量が過剰になり、毛穴詰まりやニキビができやすくなります。

また、プロゲステロンの分泌量が増加することで体内のホルモンバランスが乱れ肌の水分量が不安定になると、乾燥肌になったり脂性肌になったりと肌状態が安定せずに肌荒れが起こりやすくなります。
原因2:栄養や水分不足
妊娠中はおなかの赤ちゃんに優先して栄養や水分を送られるため、お母さん自身の栄養不足や水分不足が起こりやすくなり、肌が乾燥したり荒れる原因になります。
原因3:つわりの影響
妊娠初期はつわりがつらい時期です。つわりの影響で特定の食べ物ばかり食べていると栄養バランスが悪くなり、ミネラルやビタミンなど美肌に欠かすことのできない成分が不足して肌荒れが起こりやすくなります。

また、吐き気や嘔吐の症状が重く水分不足になると肌の水分量が不足して肌荒れの原因となります。
原因4:便秘
子宮は妊娠初期から徐々に大きくなり始めます。大きくなった子宮に腸や胃が圧迫されると動きが鈍くなり便秘がちになります。また、プロゲステロンの分泌増加の影響でも便秘は起こりやすくなります。

便秘が続くと排出されるべき老廃物が体内に溜まってしまい、腸内環境が悪くなると肌の調子も悪くなってしまいます。
ストレス
妊娠初期は体調面や精神面など不安になることも多くストレスを感じやすい時期です。ストレスは肌状態を悪化させてしまいます。
原因6:睡眠不足
つわりやストレスなどの影響で睡眠不足の状態が続くと、自律神経が乱れて肌の調子が悪くなってしまいます。

このように妊娠初期に肌荒れが起こりやすい理由は多くありますので、「自分だけこんなに荒れてしまっている」と考えすぎずに「そういう時期なんだ」ととらえることも大切です。

妊娠初期に多い肌荒れの症状

妊娠初期の肌荒れで多く現れるのが、ニキビ・吹き出物などの生理前に起きる肌荒れに似たものです。

その反面、カサカサ乾燥状態の肌荒れや痒み、シミという症状も少なくありません。

また、このような症状が一部分に限って出る方もいれば、全身に現れる方もいらっしゃいます。

肌が敏感な状態になるため今まで何の問題もなく使い続けてきたスキンケア商品が急に合わなくなり、ピリピリと痛みを感じるようになったり、保湿が物足りなくなったりする場合もあります。

症状には個人差があり、同じ妊婦さんでも一人目では肌荒れがひどかったのに、二人目では肌荒れと無縁とはいうこともあります。

妊娠初期の肌荒れを防ぐ対策を紹介

様々な症状で現れる妊娠初期の肌荒れを防ぐ方法や対策はあるのでしょうか。効果には個人差がありますので、今の自分の肌にあった対策を見つけることが大切です。
スキンケア対策のポイント
様々な症状で現れる妊娠初期の肌荒れを防ぐ方法や対策はあるのでしょうか。効果には個人差がありますので、今の自分の肌にあった対策を見つけることが大切です。
◇ポイント1:スキンケア商品を敏感肌用に変える
妊娠中の体内環境が原因で肌荒れを起こし、敏感肌状態に陥りますので、スキンケア商品も敏感肌用に変えると効果が出る場合があります。

化粧品に限らず、洗顔やボディソープなども敏感は肌用に変えて、なるべく肌を刺激しないようにしましょう。無香料のものを選べばつわり対策にもなります。

クレンジングや洗顔は優しく行い、洗顔後はしっかり保湿してあげることで、肌に汚れを残さずしっかりうるおいを補給して健やかな肌状態へ導くことができます。
◇ポイント2:メイクを控えめにする
また、メイクも最小限にすることで、肌への負担を減らすことができます。

ファンデーションは控えても紫外線対策はスキンケア商品などでしっかり行い、日焼けにより肌環境を悪化させない工夫も必要です。
スキンケアにおいて注意したい点は自己判断で市販の軟膏などの薬を塗るのはNGだということです。薬によってはステロイドなど妊娠初期の方には向かないものもあります。

かゆみがつらい、肌荒れを少しでも改善したいという場合には掛りつけの産婦人科で相談するか、妊娠初期であることを伝えて皮膚科を受診しましょう。
食事対策のポイント
肌荒れを予防するためには食生活も大切です。
◇ポイント1:ビタミンやミネラルを意識して摂取する
体内の栄養や水分の不足を防ぐため、ビタミンやミネラルなど肌の代謝をよくしてくれる栄養素を意識的に摂取しましょう。乾燥に対しては、粘膜の保護作用があるビタミンAを多く含むモロヘイヤやニンジン・かぼちゃなどの緑黄色野菜に効果が期待できます。

また、過剰な皮脂分泌に対しては、体内での代謝を活発にして皮脂分泌量を調整してくれる効果を持つビタミンB1やビタミンB2を積極的に摂取しましょう。

ビタミンB1は豚肉やのり類、ビタミンB2はレバーや納豆などに豊富に含まれています。

また、体内環境を整えるためにはホルモンバランスを整えるイソフラボン、そして妊娠中不足しがちな鉄分や葉酸を摂取することも必要です。

ミネラル・・・小松菜、わかめ、煮干し、牛乳など
イソフラボン・・・豆腐、納豆、きな粉、みそなど
鉄分・・・ほうれんそう、小松菜など
葉酸・・・枝豆、芽キャベツ、アスパラガス、ブロッコリーなど
これらの肌荒れに効く食べ物をバランスよく摂り入れるよう心がけましょう。

◇ポイント2:しっかり水分を摂る
妊娠中は赤ちゃんの血液や羊水を作るために母体も多くの水分を必要とします。水分不足になると肌が乾燥し敏感になってしまいますのでしっかりと水分を摂りましょう。

この際、糖類を多く含むジュースで水分補給を行うと肌荒れを悪化させてしまう可能性がありますので、甘い飲み物の飲みすぎには注意しましょう。

◇ポイント3:控えたい食べ物に注意
肌荒れを悪化させないために控えたい食べ物があります。

それは、糖類を多く含む食べ物や香辛料などの刺激物、チョコレートやナッツ類、油分を多く含む食べ物などです。

しかしつわりで「どうしても今はポテトやチョコレートしか食べられない」といった場合もあると思います。

これらの食べ物は絶対にだめだとは考えずに『できる限り控えめに』くらいの気持ちで大丈夫です。
環境対策のポイント
冷暖房による肌の乾燥も肌荒れを悪化させます。室内の湿度や温度に気を付けましょう。

室内湿度は40%〜60%に調整し、室内温度は夏場で26〜28℃・冬場で20〜23℃がよいでしょう。

この湿度と温度は新生児を育てるのにもよい環境なので、産後も役立ちます。

◇ポイント:睡眠対策
睡眠不足は肌荒れの原因になります。質の高い睡眠をたっぷりととることも大切です。
良質な睡眠をとるためには、食事は寝る3時間前までに済ませる、寝る直前までスマホやテレビの画面を閲覧するのはやめるなど睡眠の質を妨げない意識を持つことが大切です。

つわりで満足に睡眠がとれない場合もあるかと思いますが、疲労回復や自律神経を整えるために睡眠を意識してみましょう。

美肌妊婦を目指して、無理なく出来ることから始めよう

妊娠中は、今までと変わらないようで大違いという事がたくさんあります。

妊娠前と妊娠後では、体内バランスが大きく変化します。妊娠中の肌荒れは、精神的にも辛くストレスにもなり、肌荒れが悪化する可能性もあります。

妊娠初期に突然現れる肌荒れに驚くでしょうが、中期以降になるとホルモンバランスの乱れも安定し、肌荒れ症状も改善しやくなります。

あまり悩み過ぎずに規則正しい生活や食事、スキンケアを心がけて乗りきりましょう。ストレスはお腹の赤ちゃんにも伝わります。

無理なく出来る事から気負いせず日々を過ごすことが、赤ちゃんのためにも妊婦さんのためにも最善です。美肌妊婦目指して、出来る事からできる範囲で始めましょう。