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妊娠初期に鉄分サプリは必要?妊娠初期は貧血になりやすいって本当?

身体的にも精神的にも不安定になりやすい妊娠初期。

妊娠初期と言えばつわりが浮かぶ方が多いかと思いますが、実は貧血になりやすいともいわれる時期です。

妊娠初期に貧血になりやすい理由や貧血になった場合の赤ちゃんへの影響、効果的な解消方法やおすすめのサプリメントについてまとめました。

妊娠初期に鉄分が必要な理由とは?

妊娠初期は特に鉄分が不足しがちで、貧血リスクに注意をしなければならない時期です。

妊娠初期に貧血リスクが高まる理由は以下の3つの理由によるものです。
理由1:お腹の赤ちゃんに栄養を送るため
理由2:血液量が増加するため
理由3:つわりの影響
理由1:お腹の赤ちゃんに栄養を送るため
妊娠したお母さんの体は胎盤を作ったり赤ちゃんを成長させるために、妊娠前よりも多くの鉄分を必要とします。

今まではそのままお母さん自身の体に供給されていた鉄分ですが、妊娠中は赤ちゃんに優先的に送られます。そのため、母体は鉄分不足になりやすくなるのです。
理由2:血液量が増加するため
「貧血」とは「血が不足している状態」ととらえがちですが、実際には「血が薄くなってしまった状態」を表します。

妊娠中に起こる貧血の多くが「鉄欠乏性貧血」であり、ヘモグロビンを生成する際に重要な役割を持つ「鉄分」が不足しヘモグロビン数が減少することで起こります。

赤ちゃんは胎盤を通してお母さんから血液を送ってもらい栄養を受け取ります。

そのため、妊娠するとより多くの血液を送るために母体の血液量が妊娠前の約1.3倍に増加します。この時にヘモグロビンの増加量よりも液体成分である「血漿」の増加量が多くなるために血液全体が薄まった状態になるため貧血になりやすくなります。
理由3:つわりの影響
妊娠初期はつわりに悩む妊婦さんが多い時期ですので、思うように食事が摂れないと十分な栄養を補給することができません。

必然的に鉄分の摂取も難しくなり貧血になりやすくなってしまいます。

このように妊娠初期は貧血になりやすいため、意識して鉄分を補給することが重要です。

妊娠中の鉄分不足による赤ちゃんへの影響とは?妊婦さんにはどんな症状が出る?

妊娠中の鉄分不足により『鉄欠乏性貧血』になってしまうと、どのような症状があらわれるのでしょうか。

軽度の場合は自覚症状はあまりなく、健診時に初めて貧血に気づいたという妊婦さんも珍しくありません。

より重症化すると、動悸・めまい・息切れ・耳鳴り・疲れやすさ・頭重感などさまざまな症状が出てしまいます。

また、その他にも爪が割れやすくなる、口の端や舌が荒れてしまう、口内炎や舌炎になる、髪が抜けやすくなる、肌がカサカサするといった見た目にわかる症状を起こすこともあります。

妊娠中にこのような症状が出てしまうと、妊婦さんもつらいですし、お腹の中の赤ちゃんのことも心配になってしまうことでしょう。

軽度の鉄欠乏性貧血であれば、赤ちゃんにはほとんど影響はないと考えられています。それは鉄分はお腹の赤ちゃんに優先して送られるからです。

しかし重度の鉄欠乏症貧血になると赤ちゃんに送る鉄分も確保できず、早産や胎児発育不全を起こしてしまう危険性もありますので注意が必要です。

また、貧血によるめまいの症状によってお母さんが転倒しお腹を強打するようなことがあれば、お腹の赤ちゃんにも影響が出てしまうことがあります。

もらったり、食べ物やサプリメントから摂取したりするなど、適切な対処を早めにすることが大切です。

妊娠中の鉄分不足の解消に効果的な3つの対策

妊娠中の鉄分不足を効果的に解消するためには、以下の3つの対策がおすすめです。

  • 対策1:意識的に食事から鉄分を摂取する
  • 対策2:病院で治療を行う
  • 対策3:サプリメントを利用する
軽度であれば食生活を見直して貧血を解消しましょう。

鉄分には肉や魚など動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と野菜や海藻類に含まれる「非ヘム鉄」があります。

ヘム鉄は吸収性に優れ、23%程度が吸収されると言われています。豚や鶏のレバー、あさり、しじみなどに多く含まれています。

「貧血予防にレバーをたくさん食べた方が良い」と考える妊婦さんも多いかもしれません。

レバーは葉酸や鉄分などの栄養素を含む優れた食材ですが、ビタミンAを含んでいます。妊娠中にビタミンAを過剰に摂取すると胎児に奇形が生じてしまう危険性が指摘されていますので、レバーは週一回程度までの摂取にとどめるよう注意しましょう。

一方、小松菜やほうれん草などに豊富に含まれる非ヘム鉄は妊娠中でも安心して摂取できますが、鉄分の吸収率が4〜8%と低いという欠点があります。

非ヘム鉄はビタミンCといっしょに摂取すると吸収率が高くなりますので果物や野菜などと一緒に食べるようにしましょう。

また、コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるタンニンは鉄の吸収を阻害してしまいます。食事中や食後1時間ほどはこれらの飲み物を控えた方が鉄分を効率よく吸収することができます。

つわりの症状があったり、貧血が重度であり食事療法による貧血の改善が難しい場合は、産婦人科で鉄剤を処方してもらい治療を行います。

お腹の赤ちゃんに影響のない安全な方法ですが、人によっては吐き気や胃のむかつき、便秘などの副作用が現れてしまいます。

どうしても鉄剤を服用できない場合は胃腸への副作用が起こりづらい鉄剤注射を接種することもできますので相談してみてくださいね。

最後にサプリメントの利用もとても有効です。

サプリメントは1日に必要な栄養素を手軽に補えますし、妊婦さん向けのサプリメントも多く発売されています。

吸収率を考えると「ヘム鉄」を含むサプリメントを選ぶのがおすすめです。

ただしビタミンAを含んでいるものは過剰摂取の心配がありますので避けましょう。鉄分だけでなく葉酸も含んでいるサプリメントや、赤ちゃんへの影響を考えて安心・安全なサプリメントを選ぶようにしましょう。

サプリメントを利用する際はそれだけに頼ろうとせず、可能な限り食事にも気を配るとより効果的な貧血対策になります。

妊娠初期におすすめの貧血予防サプリメント3選

妊娠初期におすすめの鉄分含有量が多いサプリメントをご紹介します。

どれも妊娠中の摂取も可能であり安全性の高い商品ですのでぜひ参考にしてくださいね。
さくらの森『美めぐり習慣』
1日分に鉄10mgを含む美めぐり習慣は、ヘム鉄を100%使用していますので吸収率が抜群です。

鉄分だけでなく胎児の成長に欠かせない葉酸や鉄分と相性の良い天然ビタミンCたっぷりのアセロラなどが配合されているため、これ1つで妊娠中に必要とされる栄養素をしっかりと補給できる点が嬉しいですね。

国産レバーエキス配合ですが、ビタミンAは含まれていないため安心して服用できます。

小粒加工、においもカットされているためつわり中でも飲みやすいと評判です。保存料・着色料・香料不使用ですので妊婦さんでも安心です。
AFC『【mitete】女性100人の声から生まれた葉酸サプリ』
妊活中の夫婦や妊娠中の女性から絶大な支持を得ているサプリメントです。

1日4粒でモノグルタミン酸型合成葉酸400μg、カルシウム200mg、そして鉄10mgなどさまざまな栄養素を摂取することができます。

鉄はピロリン酸第二鉄という非ヘム鉄ですが過剰摂取の心配のあるビタミンAを含まないという利点があり、8種のビタミンを同時に摂取することで吸収率を高めています。

こちらも小粒でつわり中でも飲みやすいようににおいをカットする工夫を行っています。合成着色料・香料・保存料不使用と安全にも配慮されています。
ダグラスラボラトリーズ『ヘムアイアン』
アメリカのサプリメント会社が販売しているヘム鉄サプリです。

1日4粒に鉄15mgを含んでいるだけでなく、ビタミンB群や不飽和脂肪酸、葉酸など高品質な栄養素をまとめて摂取することができます。

無農薬で自然素材を中心に使用しているために価格が少々高めですが、安心して飲むことができるのは妊娠中の女性にとっては嬉しいですよね。

ヘムアイアンは、妊娠中はもちろんのこと、妊娠を計画したころから飲むことが推奨されています。

妊娠初期に貧血にならないためにも鉄分摂取に意識しましょう!

妊娠初期に貧血になってしまうと、さまざまな体調不良を引き起こしてしまいます。

特に妊娠する以前から貧血気味だった人は、妊娠してから貧血が進行する可能性が高いので、日頃から鉄分の摂取などに気を配ることが大切です。

妊娠初期に貧血と診断された場合でも適切に対処すれば赤ちゃんへの影響も心配ありませんし、その後の妊娠生活も問題なく送ることができます。

お母さん自身の体のためにも、お腹の赤ちゃんのためにもご自身に合った鉄分補給方法を見つけてくださいね。